[2021年版]都道府県別にみる看護師平均年収ランキング

このページでは2021年に厚生労働省が発表した看護師の平均年収を都道府県別にご紹介します。

都道府県別に看護師の平均年収が高い順にランキング形式で表示していますので、どのエリアの看護師の平均年収が高いか一目で把握できるようになっています。あなたが働いているエリア、働こうとしているエリアの平均年収は全国で何位でしょうか？

都道府県名をクリック・タップすると該当地域の平均年収の詳細(平均年齢、勤続年数、給料、ボーナスなど)をご覧頂くことが出来ます。 「看護師として病院で働いているけど私の年収は適正なの？」「お金を稼ぐにはどこの地域で働けばいい？」なんて疑問にもこの都道府県別求人ランキングが役立つかもしれません。是非参考にしてください。

当サイト掲載の平均年収データは厚生労働省発表の看護師に関するデータから「きまって支給する現金給与額」と「年間賞与その他特別給与額」をベースに独自に数値を算出しております。

※掲載データの無断引用・転載を禁じます。必要な方は厚生労働省を参照してください。

[2021年]看護師平均年収都道府県別ランキング

都道府県別上位3県と下位3県で傾向を分析

都道府県別にみる看護師の平均年収の上位3と下位3は次の県になりました。該当エリアの看護師の平均年齢と労働時間のデータも合わせてご覧ください。なお、労働時間は1ヶ月あたりの数値となっています。

都道府県別平均年収ベスト3

都道府県別平均年収ワースト3

1位の青森県と47位の大分県では実に135.5万円もの年収の差が生じており、1ヶ月あたりの労働時間も年収の低い大分県の方が8時間も長いことがおわかり頂けるかと思います。

平均年齢に関しては47位の大分県よりも1位の青森県の方が2歳ほど高い数値となっています。一般的に年齢が高い方が平均年収も高くなる傾向がありますが、それだけで135.5万円もの差になるとは考えにくく、平均年収の差は別の原因があると考えられます。

直近では、新型コロナウイルスの影響で医療が逼迫し厳しい状況に置かれることも多くなってきています。今後看護師の労働環境がどのように推移していくのか注目されています。

年収ベースの時給でみる都道府県の格差

ここまで政府発表の都道府県別の看護師の平均年収をご覧頂きましたが、この平均年収というデータが高い、イーコール労働条件が良い、とはなりません。

そのエリアの看護師の労働時間が長かったり、無理な残業を強いられて年収が上がっているというケースもあります。

また、看護師に限らず平均年齢が高ければ自然と平均年収も上がる傾向もあります。

ここでは都道府県別の看護師の平均年収とその労働時間から1時間あたりの賃金を算出します。1時間当たりの単価を確認することで、労働条件も加味した都道府県別の看護師の収入目安をご覧頂けます。

ランキングのおおまかな傾向としては、東日本に看護師の労働条件が良いエリアが目立ちます。逆にに九州地方を中心としたエリアは看護師の労働環境が優れているとは言えず、1位の岐阜県と47位の大分県では、時給ベースで868.9円もの差が生じてしまっています。

同じ地区でもちょっとした工夫で年収は上げられる

現在のあなたの待遇と比較してみて如何でしょうか？休みがなかなか取れず忙しく働いている割には平均年収よりも低かったなんてことはないでしょうか？

もし、少しでも改善したいと感じたようでしたら、転職エージェントを利用してより詳しい情報を入手してみてください。年収の低いエリアから高いエリアに転職したいと考えている方は勿論ですが、あまり平均年収が高くないエリアであっても高い待遇を提示している医療機関は多数ありますし、ほんの少しエリアをずらすだけで大幅に待遇が改善するケースもあります。まずは働いているエリア、働きたいエリアの詳しい情報を専門家から得てください。

一人だったり、同じ職場の仲間内だけでは気付かない事が沢山あります。是非、看護師市場の専門家に相談してみましょう。

転職を強要されることはありませんので心配は無用です。情報を得るツールとして利用してください。無料でこれだけ充実した情報やサービスを受けられるのは、人手不足傾向にある看護師の特権と言っても良いでしょう。

現状を変えてみたいという方は積極的に活用してください。