看護師転職ネットワーク

2020年厚生労働省発表データで見る看護師の平均年収と平均時給の推移

看護師の平均年収イメージ

「看護師の平均年収ってどれくらい?」

様々な悩みや疑問、不満を感じながら働いている看護師の方も多くいらっしゃると思いますが、このページでは次のような悩みや疑問が少しでも解決出来るように、厚生労働省の最新データをまとめました。

  • 現在の自分の年収が看護師として適切なものかどうか知りたい
  • 働いている施設があるエリアの看護師の平均年収は?
  • 看護師が高収入を狙えるのはどの地域?
  • 子育てからの復帰はフルタイム勤務とパート勤務どっちが有利?
  • パート看護師の平均時給は?
  • 何かと勤務時間が長い看護師。勤務時間や残業時間の平均は?
  • 頻繁に転職するのは不利?看護師の平均勤続年数を知りたい
  • 看護師が無理なく年収をアップさせるにはどうしたらいい?

データは厚生労働省発表の最新のものを採用しています。最新データだけでなく過去数年の推移もご覧頂けますので、ご自身の状況と照らし合わせることで看護師としての客観的なポジションを知ることが出来ます。

平均年収に関するデータに加えて、平均年齢、看護師人数の増減、勤続年数、平均労働時間、平均残業時間といった労働環境に関するデータも合わせて掲載致しました。

お金のこと、働き方のこと、職場のことで悩んでおられる看護師の方は是非参考にしてみてください。

これらのデータを踏まえた上で、どうしたら無理なく年収をアップさせることが出来るのか、ご自身に相応しい働き方が出来るのか、解決策も幾つかご紹介致します。

※掲載データの無断引用・転載を禁じます。必要な方は厚生労働省を参照してください。

2020年 看護師の平均年収と関連データ [もくじ]

2020年版看護師の平均年収とその推移

まず最初に2020年厚生労働省発表の看護師の平均年収から見ていきます。

最新の看護師の平均年収は482.9万円。看護師の平均年収はここ数年大きな変動はなく、その差も4万円程度と比較的安定していると言えます。

但し、この平均年収はあくまで全国平均であり、看護師の平均年収は勤務するエリアによって大きな差が生じている点には注意が必要です。

そこで次は勤務地別に看護師の平均年収を確認しておきます。

都道府県別にみる看護師の平均年収

勤務地別にみる看護師の平均年収の上位3エリアと下位3エリアは次の結果となりました。

都道府県別平均年収ベスト3

エリア 年齢 労働時間 年収
岐阜県 44.3 169時間 543.4万円
滋賀県 39.1 167時間 536.6万円
千葉県 37.9 165時間 522万円

2020年データで最も平均年収が高かったのは岐阜県で平均年齢44.3歳、平均労働時間169時間で平均年収543.4万円となっています。2位の滋賀県は536.6万円と平均年収でみると岐阜県よりより7万円近く低くなっていますが、平均労働時間が2時間少なく、平均年齢も5歳以上若いことを考えると条件は悪くないと考えることも出来ます。

3位の千葉県は労働時間が更に短く、平均年齢も若いことから、平均年収を条件面を踏まえた上で総合的にみると上位は大きな差が無いのかもしれません。

都道府県別平均年収ワースト3

エリア 年齢 労働時間 年収
宮崎県 40.7 159時間 391.5万円
大分県 42.2 162時間 416.7万円
鹿児島県 40.4 165時間 417.2万円

次に下位のエリアを見ていきますが、平均年収が低いエリアはハッキリとした傾向が出ています。

第一に九州地方であるということ、第二に働いている看護師の方の平均年齢が高いということ、そして平均年収が低いにも関わらず労働時間も比較的長いという点です。

平均年収ベスト3位の千葉県とワースト3位の鹿児島県は労働時間が同一にも関わらず、平均年収は鹿児島県の方が104.8万円も年収が低いという結果となりました。

より詳しいデータをご覧になりたい方は、47都道府県の看護師平均年収一覧と各エリアごとに詳細データをまとめたページが御座いますので是非そちらをご参照ください。

都道府県別にみる看護師の平均年収ランキング

厚生労働省発表の2019年データをもとに都道府県別に看護師の平均年収と労働環境に関するデータを掲載しています。

過去の看護師平均年収データ

平均年収にも影響する働く看護師の数の推移

厚生労働省が2019年に発表した賃金構造基本統計調査における看護師労働者数とその推移は次の通りです。

上記のデータは国内の看護師の実数を示すものではありません。あくまで賃金構造基本統計調査の基準に準じた推計値となりますが、働く看護師の数の増減の傾向を確認することが出来るデータです。

こちらのデータを見る限り2017年発表データをピークに看護師の数は減少傾向にあることがわかります。

ご自身が働いているエリアの看護師の労働者数の増減を確認したい方は、前述の都道府県別看護師平均年収ランキングで詳細データをご覧頂けます。

看護師の平均年齢とその推移

厚生労働省発表の看護師の平均年齢とその推移は次の通りです。

一般的に平均年収と平均年齢は比例の関係にありますが、ともに直近4年はあまり変動が無く微増となっています。

看護師の平均勤続年数から転職ペースがわかる?

2019年の看護師の平均勤続年数は次の通りです。

勤続年数とは現在働いている看護師がその会社で何年勤続しているかを示す値です。その為、必ずしも「平均勤続年数の値が低い=離職率が高い」とはなりませんが、転職の回数や頻度を推測する上で目安となるデータの一つです。

看護師の平均勤続年数のデータは大きな変動はなく、直近では微増となっていることから、比較的安定志向であるとみることが出来ます。

看護師の労働時間と平均年収の関係とは?

2019年に厚生労働省が発表したデータによると看護師の1ヶ月あたりの平均労働時間は次のようになっています。

看護師の平均労働時間は比較的変動が無く、他業種と比較しても特別労働時間が長いといったことはありませんが、2020年発表データでは前年比4時間減となっています。

この平均労働時間は1ヶ月あたりのデータになりますので、前年より4時間短ければ、月に20日働く看護師の方の場合で1日当たり12分程度労働時間が少なかったことになります。1年で計算するなら単純に48時間減となりますので、前年比4時間減というデータは決して小さい数字では無いことがわかります。

続いて看護師の平均残業時間を見ていきます。

看護師の労働環境がわかる平均残業時間とその推移

看護師の労働環境を推測するのに有用な指標、平均残業時間とその推移は次の通りです。

平均残業時間のデータは看護師の労働環境は勿論ですが、平均年収を語る上で欠かすことの出来ないデータの一つです。

直近の看護師の平均残業時間は1ヶ月あたり約7時間でほぼ変動なく推移しています。この7時間という数字だけみれば、看護師の残業時間は一般企業の残業時間よりかなり短いと考えることが出来ます。

平均労働時間、平均残業時間とのバランスで看護師の平均年収を考えると、一般よりも労働条件が優れているという事になりますが、話がそれ程単純では無いのは看護師である皆さんが一番ご承知のことかと思います。

まず、労働時間にしても、残業時間にしても上記のデータは少し少ないと思われた看護師の方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、転職エージェントなど民間企業が行った平均労働時間、残業時間の調査ではもう少し長い労働時間、残業時間が出る傾向があります。

何故、同様の調査で異なった数字が出てくるのか。それは調査方法に起因します。

平均労働時間や残業時間に関しては、厚生労働省が主に雇用主に対して調査しているのに対し、転職エージェントなど民間企業は主に労働者に対して調査しています。その為、差が生じる、と言われています。

特に看護師の場合は、決められた時間に帰れる職場がある一方で、緊急対応を求められたり、プレッシャーやストレスが高かったり、夜勤や急な交代や呼び出しがあったりする職場もありますので「看護師」と一括りに平均値を出すのが難しい職業です。

労働時間、残業時間に関しては統計データよりも働こうと思っている病院、施設の現状がどのようになっているのか出来る限り正確に把握することが重要になります。

このあたりのデータは転職エージェントに相談することでその病院、施設の実情が把握できますので、必ず個別のデータを確認するようにしてください。

マイナビ看護師で残業時間の実情を調査

全国17ヵ所にサポート拠点を持つ日本最大級の看護師転職サイト。サポートに定評があり初めて転職の相談をする方にオススメ。

看護師の給料(平均月収)とその推移

2020年発表の看護師の平均月収(給料)は次の通りです。

看護師の給料はここ数年全くといっていい程変動がありません。ただ、労働時間の方は2020年発表データで前年比4時間減となっていますので、労働条件を踏まえた実質的な給料は上がっていると考えることも出来ます。

あくまでデータ上の数字であり、給料以外のデータ、例えば、働く看護師の数、平均年齢、労働時間のデータには多少の変動が見られますので、あなたの現状(年齢や働いているエリア)と照らし合わせて総合的に捉える必要があります。

ただ、転職という観点では市場は安定していて、動きやすい状況にあると言えます。

意外に多い?看護師のボーナスとその推移

2020年最新の看護師の平均ボーナス額とその推移は次のようになっています。

看護師の平均ボーナス額は2018年に若干の下落がありましたが、2019年には概ね回復、2020年もほぼ維持しています。 看護師の場合は直近数年の平均月収に変動が無いにも関わらず、平均年収に変動が生じているのは、このボーナス額の増減が影響しています。

ただ、増減といっても変動額は1~2万円前後と大きなものではありませんので、基本的には変動は小さく安定していると考えて良いでしょう。

月給とボーナスの配分に関しては施設や企業によって異なってきますので、転職を検討されている方は「ボーナスはあまり期待できなくても月収が高い方がいい」といった具合に転職エージェントに希望を伝えて実情を調査して貰うと良いでしょう。

ナースではたらこでボーナスの実情を調べる

人材情報サービス大手。求人数は10万件オーバーと国内最大級。看護師の転職に関する情報量に定評あり。

パート・派遣看護師の平均時給とトータル年収

正規職員以外の看護師、パート看護師、派遣看護師の平均時給に関するデータは厚生労働省発表の短時間労働者のデータから看護師の平均時給に関する項目を抽出しています。

なお、短時間労働者の定義定義は次の通りです。

「1日の所定労働時間が一般の労働者よりも短い又は1日の所定労働時間が一般の労働者と同じでも1週の所定労働日数が一般の労働者よりも少ない労働者」

実際には一般労働者と同等、又はそれ以上に働いているパート看護師、派遣看護師の方もいらっしゃるかとは思いますが、ここでは厚生労働省が定義するところの短時間労働者に該当する看護師の平均時給を見ていきます。

看護師の平均時給は1,696、1,716、1,733円、1,789円と連続で上昇しており、直近ではパート看護師、派遣看護師の需要が大きいことがわかります。正職員の看護師の平均年収が微増微減であまり変動がないのと対照的なデータとなっています。

当サイトでは都道府県エリア別に看護師の平均時給に関するデータ、ランキングもご用意させて頂いておりますので、ご自身が働いているエリアの平均時給、転職を予定されているエリアの平均時給も是非ご確認ください。

都道府県別にみる看護師の平均時給ランキング

厚生労働省発表の2019年データをベースとして都道府県別に看護師の平均時給を独自に算出。各エリアの時給の目安がわかります。

過去の看護師平均時給データ

仮にではありますが、2020年の看護師の平均時給で1日8時間、正社員のように年間240日働いたとすると年収は343.5万円となります。

同じ2020年の正職員の看護師として働いた場合の平均年収482.9となっていますので、その差は139.4万円にもなります。139.4万円を時給で換算するなら779.2時間分に相当。正職員と同じ金額を稼ぐ為には779.2時間、日数(1日8時間計算)にして97日間と4時間余分に働く必要があります。

業種によってはパートや派遣であっても年収という点では正職員に劣らないというケースも存在しますが、看護師の場合はフルタイムでないにしても長時間働くのであれば、正職員の方が有利な条件が揃っていると言えるでしょう。

勿論、これはあくまでパート看護師・派遣看護師がフルタイムで働いた場合の想定値であり、現実的にはパートや派遣でフルタイム働く方もそれ程多くない筈です。

パート・派遣にはご自身の都合の合わせて、時間を区切って働くことが出来るという大きなメリットがあります。求人を探す際にはそのメリットが有耶無耶にならないよう、パートや派遣に強い転職エージェントを選択することが成功のポイントになります。

ナース人材バンクで時給ベースの求人をチェック

年間利用者10万人以上。東証一部上場グループ企業提供提供する看護師専門求人情報サービス。業界一の老舗で情報量とマッチングには定評あり。

適切に情報収集すれば確実に平均年収以上を狙える

看護師の平均年収とそれに関連するデータを見てきましたが如何でしたでしょうか?

直近では新型コロナウイルスが猛威を振るい、医療の現場は勿論、介護施設なども多かれ少なかれ混乱しており、それまで以上に看護師の需要は大きくなっています。

施設による環境の差も大きく転職するには難しい時期ではありますが、需要が大きく売り手市場となっていますので、適切な情報収集と転職活動が出来れば、従来よりも良い条件で転職できる可能性はぐっと高まります。

現状を変えたいと考えている看護師の方も多くいらっしゃると思います。焦る必要は全くありません。情報収集を効率よく行いながら、つまらない求人に惑わされない目を養い、条件が良い求人を見つけた時に躊躇無く動けるよう、少しずつ相場観を身につけてください。

転職エージェントはその為のツールと割り切って活用していきましょう。

マイナビ看護師
日本最大級の看護師転職サイト
認知度 No.1
公開求人数
約2万件
サポート拠点
17ヵ所
無料転職相談会
全国で開催中
Pマーク
取得済み
転職体験談
多数掲載
人材サービス大手マイナビが提供する看護師転職支援サービス。実績は勿論、サポートの丁寧さには定評があり、求人情報の読み方からレクチャーしてくれる徹底ぶり。全国17ヵ所にサポート拠点があり、首都圏以外でも徹底したサポートとそのエリアの充実した求人情報を得る事が出来ます。初めて転職する方にオススメ。
ナースではたらこ
日本最大級
看護師満足度 No.1
求人数は10万件オーバーと国内最大級。非公開求人・希望施設への逆指名制度も要チェック。
ナース人材バンク
内部情報に詳しい
年間利用者10万人以上
東証一部上場グループ企業提供。年間10万人以上の看護師が利用し97%が満足と回答。
転職体験談・口コミ
4.0
/5.0

急性期病院から慢性期病院への転職

(看護のお仕事)

3.0
/5.0

介護施設の求人は充実していたものの・・・

(医療ワーカー)

5.0
/5.0

夜勤中にナース人材バンクに登録したところ…

(ナース人材バンク)

4.0
/5.0

色々ありましたが結果として満足のいく炎転職が出来ました

(ナースではたらこ)

4.0
/5.0

自分では見つけられなかった精神科単科病院を紹介して貰いました

(マイナビ看護師)

4.0
/5.0

担当してくれた方に感謝

(看護のお仕事)

人気&注目度ランキング
マイナビ看護師

マイナビ看護師

マイナビ看護師は株式会社マイナビが提供する看護師転職支 ...

ナースではたらこ

ナースではたらこ

ナースではたらこはディップ株式会社が提供する看護師転職 ...

ナース人材バンク

ナース人材バンク

ナース人材バンクは株式会社エス・エム・エスキャリアが提 ...

看護のお仕事

看護のお仕事

看護のお仕事はレバレジーズ株式会社が提供する看護師転職 ...

ナースジョブ

ナースジョブ

ナースジョブは株式会社メディカルジョブセンターが提供す ...

ナースJJ

ナースJJ

ナースJJは株式会社カスタマが提供する看護師転職支援サー ...

看護師求人コラム
複数の看護師転職サイトを利用する場合、何社登録するのがベスト?

複数の看護師転職サイトを利用する場合、何社登録するのがベスト?

看護師転職サイトを利用する際には、複数のサービスを登録 ...

必ず複数の看護師転職サイトを併用して求人や内容を比較しなければいけない理由とは?

必ず複数の看護師転職サイトを併用して求人や内容を比較しなければいけない理由とは?

転職を失敗しない為には適切な看護師転職サイトを選ぶ必要 ...

自分に合った看護師転職サイトを利用しないと転職に失敗するって本当?

自分に合った看護師転職サイトを利用しないと転職に失敗するって本当?

看護師が転職する際に看護師転職サイトを利用することは半 ...

希望しない人事異動をきっかけに転職を決意し、納得の小児病棟勤務へ

希望しない人事異動をきっかけに転職を決意し、納得の小児病棟勤務へ

今回の看護師転職コラムではMS28(20代・神奈川県在住)さん ...

なぜ看護師転職サイトは無料なの?強引なマッチングを避ける為の仕組みとは?

なぜ看護師転職サイトは無料なの?強引なマッチングを避ける為の仕組みとは?

看護師転職サイトは情報量も豊富で、優秀な転職エージェン ...

転職に成功した殆どの看護師が転職サイトを利用しているのは何故?

転職に成功した殆どの看護師が転職サイトを利用しているのは何故?

転職を成功させた看護師の殆どが看護師転職サイトを利用し ...

注目のキャンペーン・特典
ナースJJが「転職支援金最大35万円プレゼント」を実施中

ナースJJが「転職支援金最大35万円プレゼント」を実施中

ナースJJのサービスを利用して新しい職場に転職又は就職す ...

看護師転職お祝い金40万円プレゼントキャンペーンを実施中

看護師転職お祝い金40万円プレゼントキャンペーンを実施中

ジョブデポ看護師のサービスを利用して新しい職場に転職又 ...