看護師転職サービスは看護師にとっても満足の行く転職のために欠かすことができないものですが、いざ転職相談となると何を話して良いのか良くわからないと感じてしまうこともあるようですね。

転職エージェントが多くの情報を持っているとは言え、情報は基本的に看護師側から引き出す必要があります。それではどのようにして自分が欲しい情報を引き出したら良いのでしょうか?

転職相談で伝えるべき内容や注意するべきことをまとめてみました。

どうして転職相談が大切なのか

転職エージェントの役割は多くの求人情報と転職をしたい看護師を上手くマッチングさせることです

そのためには看護師について少しでも多くの情報を得ることが大切であり、情報が多いほど希望にマッチした求人を提示できるようになります。

最低限の条件だけ伝えて後はお任せ…としてしまうと、いつまで経っても納得できる転職先は見付かりませんし、いざ転職をしてもあまり満足の行かない結果となってしまいます。

転職相談には30分~1時間と長い時間がかかることもありますが、その分良い求人が見付かる可能性が高まると思ってしっかりと時間を確保して臨みましょう。
逆に言うと転職相談が数分で終わってしまうような転職サービスは信用に値しない可能性があるので、注意しておく必要があると言えますね。

看護師は転職相談で何を伝えるべきか

転職相談の前に考えてメモしておこう

希望する年収や勤務地など最低限の情報は当然ですが、自分にとって良いと感じられる求人を見付けるために転職相談で伝えておくべきことがあります。

まずは何故転職を考えたのかと言うことです。転職を考える理由には現職への不満が含まれており、転職先を振り分ける一つの大きな基準となります。

どんな内容を伝えたとしてもそれが現職の会社などに伝わることは絶対にありませんので、正直に伝えましょう。

もう一つ大切なことは「次の職場に望むこと」です。

絶対に譲れない!ということから、出来ればこうだと良いと言うことまで優先順位をつけていくつか書き出しておくと良いですね。

ハッキリとした希望を伝えられる方が転職エージェントとしても求人を絞り混みやすくなりますし、看護師側も希望する求人を提示してもらえる確率が高くなります。

これは時間のあるときに事前に考えてメモしておきましょう。

転職相談を通じて転職エージェントの質も見極める

看護師向けの転職サービスはいくつもありますが、その中で実際にどのサービスを通じて転職をするのかを決めるためには自分でサービスやエージェントの質を見極めなくてはなりません。

転職相談は見極めのためにも大切なポイントとも言えるんです。

数十分という長い話の中で、どれだけ真剣に話を聞いてもらえるかどうかチェックしながら相談をしましょう。

初回からエージェント側の考えを押し付けて来る、タメ口など真摯な態度がないなどは論外だと言えます。

また、実際に求人情報を提示されたときには自分の希望がどれだけ反映されているかを確認します。

これだけは避けて欲しいと伝えていた内容が含まれる求人を提示してくるなど、看護師の希望を第一に考えていない場合には、転職サービスやエージェントの都合に合わせて求人を選んでいる可能性があるので注意が必要です。

仕事とは言え「少しでも良い職場に転職してもらいたい」と感じられるコンサルタントを信頼して転職活動をしたいですね。

転職サービスを使いたいけど転職相談が面倒だからと思って敬遠したり、転職相談なんて適当でも提示された求人の中から自分で選べば良いと考えるのは時間の無駄になります。

少しでも早く良い求人に巡り合うためには、転職相談がとても大切だということを覚えておいてくださいね。