結婚をきっかけとして大学病院の病棟勤務から他県のクリニックへ転職

今回の看護師転職コラムではC.C.C(20代・愛知県在住)さんから頂きました転職体験談をご紹介させて頂きます。

大学病院の病棟で勤務で非常に慌ただしい日々

私は大学病院の病棟で勤務していました。

病院の立場上、やはり難病の方やがんを患った方が治療のため入院していたり、重症度が高い方や多くのケアを必要とする方も多かったので、本当に慌ただしい毎日でした。

結婚、引っ越しをきっかけに転職を決意

転職を決めたのは、結婚して、主人が住んでいる地域へ引っ越すことが決まったからです。まだ、妊娠、出産の予定もなかったので、平日の日中は仕事を続けようと思い転職を決めました。

しかし、愛知までは飛行機で１時間半かかる地域に住んでいたので、当時の勤務先を年度末で退職し、引っ越しが完了して落ち着いてから、4月以降でゆっくりと転職活動をしようと思っていました。

ただ、どのような転職先があるのか興味があり、退職前の1月末頃にマイナビ看護師に登録しました。

マイナビ看護師に相談

登録後にすぐにお電話をいただき、相談を開始しました。マイナビ看護師は担当者が一人ついてくださり、転職活動の全てを支えてくださいました。

ただ、新年度になってから転職先を決めるのは、募集のピークが過ぎているとのことで、年度内の方が選択肢が多くて転職先を見つけやすいとアドバイスをいただいたので、その後すぐに転職活動を始めることになりました。引っ越しや新婚旅行の予定があり、仕事を始めるのは５月以降を希望していること、平日の勤務のみで残業がないこと、国際結婚なので海外へ行くため長期の休みが取りやすい、などを条件に、転職先をピックアップして教えてくれました。

担当の方の話し方はとても明るく親しみがあって、親身になって話を聞いてもらえて安心できました。

私は総合病院で、忙しく働き、夜勤も多くしており、情報収集にあてる時間があまり取れませんでしたので、転職先候補をメールで教えてくれるのは本当に助かりました。その候補先を見て、より希望する条件を絞っていくこともできましたし、H Pに掲載されている転職先の情報よりももっと詳しいこと（業務内容や研修の有無など）も教えてくださいました。

3つの施設で面接を受けることに

実際に面接を受けたのは３つの施設で、クリニック、障害者施設、訪問看護です。

もともと私は、一つに絞って受けるつもりでしたが、内定をもらっても辞退して構わないのでいくつか受けた方が良いとのアドバイスから、３つ受けることになりました。私自身も愛知県の施設のことは全くわからなかったので、実際に面接を受けるために施設を訪問することで、通勤の感覚や周辺の地域のことを知ることができて良かったと思います。

３月の勤務表が勤務していた病院から発表されてから、たまたまあった連休でその県へいく事ができることになったので、その日で面接を調整してもらいました。３つとも同じ日に入れるのは大変だったと思いますが、事情を代わりに先方に伝えて時間調整をしてくださったので、本当に助かりました。

面接にはマイナビ看護師の担当が同伴

実際に当日は、最初の施設の面接がとても長引いてしまい、かつ、次の面接場所から離れていたため、間に合わないというハプニングが起きましたが、最初の面接にマイナビ看護師のその施設を担当している方が同伴してくださっていたため、次の面接が予定されていた施設に遅刻の事情を説明してくださり、問題なく２つ目も面接を受ける事ができました。全国的に看護師の就職支援をしている組織だけあって、とても心強かったです。

３つの面接が終わった頃に、担当の方がお電話をくださり、労ってくださり、実際に感じたことを聞いてくださいました。本当に気さくな方だったので、なんでも話す事ができました。

その後、おかげさまで３つとも内定をいただく事ができました。実際に勤務を開始するまでの手続きは、メールでやりとりをして、とてもスムーズでした。

転職先はクリニック

転職先に決めたクリニックでは５月の中旬から非常勤として勤務を始めました。

実際に就職した先は、担当の方から話を聞いていた通り、先生はとても人当たりの良い方でしたが、長く勤めている常勤看護師の方はとてもクセがあり、また契約と違い長い残業があり辛い事が多かったです。

残業については、面接時に残業はないことを直接質問し確認しましたし、契約書にも残業なしとなっていましたが、週に３回ほど、合計で６時間以上は残業がありました。

他の非常勤スタッフも、残業代をもらわずに働いていたため、自分だけ帰ることはできる雰囲気ではありませんでした。

また、人員を増やしたいとのクリニック側の希望で転職希望者を募集していたはずであったのに、常勤の看護師が全て一人で仕事をこなしており、私に仕事を教えたり、忙しい時に分担したりする事がほとんどなく、全く仕事がなかったのも辛かったです。

なぜ人員を増やしたかったのかわかりませんでした。

3ヶ月程経った頃…

マイナビ看護師の担当者には、入職して３ヶ月ほどたった頃に、人間関係の面と、残業のことを相談させていただいたところ、クリニックにその話を苦情として伝えることはできますよとのことでした。

しかし、せっかく入職した職場でより一層雰囲気が悪くなるようなことは起こしたくなかったので、その方に話を聞いてもらうだけにとどめました。

契約は個人的なものであり、初めての転職で、私自身もクリニックに強く意見を言えなかったのが悪いと思いますが、契約内容にあった勤務状況であるかを私とマイナビとクリニックが一緒に確認できる仕組みなど、もう少しだけ踏み込んだアフターフォローをしてもらえたらなと思いました。

約1年で退職

私が勤務している間に、同じくマイナビ看護師から転職してきたベテランの方もおりましたが、人間関係がかなり負担だったようで、すぐに辞めてしまうような状況であり、私も１年もたたずに退職しました。

今回の経験から、人間関係や残業など、施設ごとに引目に感じている部分は話が曖昧になりがちなのかなと感じました。

長く働ける環境をしっかり見定めるためには、しっかりと質問したり意見を言えるようにならなければならないと実感しました。

マイナビ看護師を利用して感じたこと

マイナビ看護師は、登録した地域内の担当者が担当につくようで、引っ越し前の地域の方が担当でした。担当者制は話が途切れないし、信頼関係を築くのに良いですが、管轄外の施設への転職はフォローがしにくいと思います。可能であれば、転職後は愛知県担当の方にフォローしてもらえたら良かったと思います。
転職先に大きな問題がなければ、とても満足できる転職支援だと思います。